皆さん、こんにちは!前回は、Yfinanceを使って米国株の財務データを手に入れる方法をご紹介しましたが、今回はそのデータをどう活用するか、さらに一歩踏み込んでみましょう。具体的には、アップル(AAPL)、マイクロソフト(MSFT)、アマゾン(AMZN)の三大巨頭の純利益をグラフで比較してみます。これにより、数字だけの表を見るよりも直感的に企業の業績を理解することができるようになります。
PythonとMatplotlibを使った簡単なステップで、皆さんもデータビジュアライゼーションのマスターになることができますよ!最下部にはコードを書いたColab Notebookへのリンクを貼っていますので是非試してみてください。
ステップ1: 必要な準備をしよう
まずは、グラフを描画するために必要なmatplotlib
ライブラリをインストールしておきましょう。そして、前回取得した財務データを利用できるように、yfinance
も準備しておきます。
ステップ2: 純利益のデータを集めよう
各企業の純利益は、その企業の損益計算書から取得できます。ここでは、Yfinanceを使ってAAPL、MSFT、AMZNの損益計算書から純利益のデータを抽出します。このデータは、企業の実際の収益力を示す重要な指標です。
ステップ3: 比較グラフを描こう
最後に、取得した純利益のデータをもとに、年度ごとの比較グラフを作成します。このグラフを見れば、一目でどの企業がより良い業績を上げているのか、その変動がどのように年度ごとに異なるのかがわかります。グラフの作成には、matplotlib
ライブラリを使用し、棒グラフで視覚的に比較します。
このプロセスを通じてデータを視覚化することで、より深い洞察を得ることができます。グラフはデータを理解しやすくするだけでなく、プレゼンテーションやレポートで使用する際にも非常に効果的です。
さあ、皆さんもこれらのステップを試して、自分だけの分析を始めてみませんか?投資の世界は数字で溢れていますが、それらを上手くナビゲートする方法を知ることが、賢い投資家への第一歩です。次回は、さらに異なる指標で企業を比較する方法や、他の可視化ツールを使ったテクニックを紹介しますので、お楽しみに!
投資は情報から始まります。適切なデータとツールを使って、あなたの投資をより有益なものにしましょう。では、また次回お会いしましょう!
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