AIとファイナンス

AIとファイナンスの架け橋、それがこのブログの目指すところです。兼業投資家向けに、Pythonを駆使して株やFXの分析を「自分で」行えるようになるための情報を提供します。ニューラルネットワークを活用した市場予測から、実証済みの金融理論まで、全てのコードを公開し、誰もが活用できるように!是非色々なコードで遊んでみてください!

【銘柄分析】NVIDIA(NVDA)【米国株】

会社概要

NVIDIA Corporationは、主にグラフィックス処理ユニット(GPU)、セントラル処理ユニット(CPU)、システムオンチップユニット(SoC)を設計・開発しているアメリカの技術企業です。同社はゲーム、プロフェッショナルビジュアライゼーション、データセンター、自動車市場に製品を提供しています。NVIDIAは1993年に設立され、AIやディジタルツインで世界最大の産業を変革しています。​ ( NVIDIA)​​ (GlobalData)

NVIDIAはナスダックに上場しており、ティッカーシンボルは「NVDA」です。​ (GlobalData)

さらに、NVIDIAは複数の重要な市場指数に組み込まれています。これには、S&P 500やNASDAQ 100などが含まれています。​ (GlobalData)​​ ( FT Markets)

現在のチャート

 

財務分析(貸借対照表

Balance Sheet
  1. 流動資産の増加:

    • 現金及び現金同等物は前年の3,389百万ドルから7,280百万ドルに大幅に増加しました。これは、114%の増加を示しています。
    • 市場性有価証券も9,907百万ドルから18,704百万ドルへと89%増加しています。
    • 受取口座(Accounts receivable, net)も3,827百万ドルから9,999百万ドルへと大きく増えています(161%増)。
  2. 負債と株主資本の動向:

    • 長期借入金は前年の9,703百万ドルから8,459百万ドルに減少しており、13%の減少を示しています。
    • 株主資本の内訳を見ると、保留利益(Retained earnings)が10,171百万ドルから29,817百万ドルへと約193%増加しており、会社の利益の再投資が進んでいることがわかります。
  3. その他の非流動資産及び負債:

    • 流動資産の中で、繰延税金資産(Deferred income tax assets)が3,396百万ドルから6,081百万ドルへと約79%増加しています。
    • 長期賃貸借リース負債(Long-term operating lease liabilities)も902百万ドルから1,119百万ドルへと増加しています(24%増)。

財務分析(損益計算書

Income Statement
  1. 売上高の増加: NVIDIA Corporationの売上高は、2022年の26,914百万ドルから2023年の26,974百万ドルへとわずかに増加した後、2024年には大幅に増加し60,922百万ドルに達しました。これは、前年比で約126%の増加を示しており、非常に強い成長を示しています。

  2. 営業利益の大幅な増加: 営業利益は、2022年の10,041百万ドルから2023年の4,224百万ドルへと減少したものの、2024年には32,972百万ドルに大幅に増加しました。これは、2023年比で約680%の増加となり、企業の収益性が非常に向上していることを示しています。

  3. 研究開発費の増加: 研究開発費は、2022年の5,268百万ドルから2023年の7,339百万ドル、そして2024年には8,675百万ドルへと増加し続けています。これは、技術革新と市場での競争力を維持するための投資が続いていることを示唆しています。

 財務分析(キャッシュフロー計算書)

Cash Flow Statement
  1. 純利益の増加: 最新の財務年度である2024年1月28日に終了した年における純利益は29,760百万ドルで、前年の4,368百万ドルと比べて大幅に増加しています。これは2年前の9,752百万ドルと比較しても3倍以上の額です。この急激な増加は、会社の収益性が大幅に向上していることを示しています。

  2. キャッシュフローの変動: 営業活動によるキャッシュフローの主な要素として、株式ベースの報酬費用が3,549百万ドルから2,709百万ドル、2,004百万ドルと年々増加しています。また、売掛金キャッシュフローは前年度に822百万ドルのプラスだったのが、最新年度では6,172百万ドルのマイナスに転じています。このような変動は運転資本の管理と会社の流動性に影響を与える可能性があります。

  3. 現金と現金同等物の増加: 年初のキャッシュおよび現金同等物は2022年に847百万ドルでしたが、2023年には1,990百万ドル、そして2024年には3,389百万ドルと増加しています。年末のキャッシュおよび現金同等物は2024年には7,280百万ドルに達し、これは前年の3,389百万ドルから大きく増加しています。この増加は、会社が安定した財政基盤を維持していることを示しており、投資や事業拡大の余地を提供しています。

今後の株価の展望

これらのデータから、NVIDIA Corporationは財務的に安定し、成長を続けていることが伺えます。特に流動資産の増加は、事業運営の柔軟性と将来の投資や運転資本のための余地を提供しています。また、負債の一部が減少していることから、財務健全性が向上しているとも考えられます。流動資産の増加や保留利益の大幅な増加は、投資家にとって好ましい兆候です。これは、会社が収益を効果的に再投資していることを示しており、将来的に収益成長が見込まれる可能性が高いです。


その他最新情報

www.nvidia.com

【銘柄分析】Carnival Corporation & PLC (CCL)【米国株】

会社概要

カーニバルクルーズ(Carnival Cruise)は、1972年に設立され、主に北米、英国、ドイツ、南欧、南米でレジャー旅行サービスを提供しています。同社のポートフォリオには、カーニバル・クルーズラインズ、プリンセス・クルーズ、ホーランド・アメリカ・ライン、P&Oクルーズ、シーボーン、オーシャン・ビレッジ、コスタ、アイーダ、イベロクルセロス、キュナード・ラインなどが含まれます。Carnival Cruiseはニューヨーク証券取引所NYSE)に上場しており、ティッカーシンボルはCCLです​ (Stock Analysis)​。

現在のチャート

 

財務分析(貸借対照表

Balance Sheet
  1. 流動資産の減少:2023年11月30日時点での総流動資産は5,266百万ドルであり、前年の7,492百万ドルから大幅に減少しています。特に「現金及び現金同等物」が2,415百万ドルから4,029百万ドルへと減少し、「制限付き現金」が1,988百万ドルから11百万ドルへと大幅に減少しています。

  2.  
  3. 流動資産の増加:非流動資産の合計は、2023年の49,120百万ドルと前年の51,703百万ドルと比べて減少していますが、「有形固定資産、正味」は40,116百万ドルから38,687百万ドルに増加しています。これは恐らく新しい資産の取得や投資によるものです。

  4. 負債の変動:短期借入金が2022年の200百万ドルからゼロになっていますが、長期債務は31,953百万ドルから28,483百万ドルに減少しており、財務のリスクを管理しようとする姿勢が見られます。

  5.  
  6. 顧客預金の増加:顧客からの預金が4,874百万ドルから6,072百万ドルへと増加しており、将来のサービスへの需要が高いことを示しています。

  7.  
  8. 株主資本のわずかな減少:株主資本が7,065百万ドルから6,882百万ドルにわずかに減少しています。これには「総包括利益(損失)累計額」が-1,982百万ドルから-1,939百万ドルに改善しているものの、「保有株式」の負の数値がほぼ同じレベルであることが影響しています。


 財務分析(損益計算書

Income Statement
  1. 収益の増加: 乗客チケット収益は2021年の10億ドルから2023年には140.67億ドルへと大幅に増加しています。同様に、船上及びその他の収益も2021年の9.08億ドルから2023年には75.26億ドルへと増加しています。これはコロナ後の客足の回復を反映していますね。

  2.  
  3. 運営費用の変動: 運営費用の中で、特に燃料費は2021年の6.8億ドルから2023年には20.47億ドルへと約3倍増加しました。これに対し、船舶およびその他の損耗については2022年の4.4億ドルから2023年には0ドルになり、大きく削減されています。

  4.  
  5. 利息収入と利息費用の差: 利息収入は2021年の0.12億ドルから2023年には2.33億ドルへと増加しており、利息収入の増加が見られます。一方、純利息費用は2021年の16.01億ドルから2023年には20.66億ドルへと増加していますが、この差は総収益の増加に比べれば小さい部分です。

  6.  
  7. 営業外収支の変動: 営業外収支では、特に負債消滅および修正費用が2021年の6.7億ドルから2023年には1.11億ドルへと大幅に減少しています。また、その他の営業外費用も減少しています。

  8.  
  9. 純損益の改善: 純損益は、2021年の95.01億ドルの損失から2023年には0.74億ドルの損失となり、著しく改善されています。2022年から2023年にかけての純損失の減少も顕著です。

 

今後の株価の展望

CARNIVAL CORPORATION & PLCの株価の今後の展望については、以下の要因が考慮されるべきです。

  • 収益の回復: コロナ後の回復傾向として、乗客数の増加や消費意欲の回復が明確に見られます。これは収益増加に直結し、投資家にとってはポジティブなシグナルです。
  • 費用管理の効果: 運営コストの中で不必要な部分を削減し、効率的な管理が行われている点も評価される可能性があります。
  • 財務構造の改善: 営業外費用の削減と利息収入の増加は、会社の財務状況の安定化に寄与しています。

これらの要素から、将来の市場環境や経済全体の動向にも依存しますが、株価は徐々に回復し、投資家にとって魅力的な選択肢となる可能性がありそうですよね!


その他最新情報

最近の記事では、Carnival Cruiseがサステナブル(持続可能性)目標を達成したことなどが書かれているようですね。

www.carnival.com

www.prnewswire.com

【銘柄分析】Shopify (SHOP)【米国株】

会社概要

Shopify Inc.(ショッピファイ)は、カナダのオタワに本社を置く電子商取引企業です。この会社は2004年に設立され、2015年5月21日にニューヨーク証券取引所NYSE)に上場しました。Shopifyは、オンラインストアと小売のポイント・オブ・セールシステムのためのeコマースプラットフォームを提供しており、ウェブやモバイルのフロントエンド、物理的な小売ロケーション、ポップアップショップ、ソーシャルメディアストアフロント、ネイティブモバイルアプリ、購入ボタン、マーケットプレイスを通じて製品を展示、管理、販売することができます。また、商品や在庫の管理、注文と支払いの処理、注文の履行と出荷、新規顧客の獲得と顧客関係の構築、製品の調達、アナリティクスとレポーティングの利用、現金、支払い、取引の管理、資金調達へのアクセスなど、商人がビジネスを行うための多様なサービスを提供しています。Shopifyの株式はS&P500にリストされているのでS&P500をETFなどを通じて買われている方はポートフォリオに含まれていることになります。( Stock Analysis)

現在のチャート

 

 

 

財務分析(貸借対照表

  1. Balance Sheet

    流動資産の変化

    • 現金及び現金同等物が1,413百万ドルに減少しています(前年比-236百万ドル)。これは、会社が現金を使用して運転資本を増やしたか、投資に使った可能性があります。
    • 市場性有価証券は3,595百万ドルに増加し、前年比+191百万ドルとなっています。これは、より多くの投資が行われたことを示しています。
    • 商売上の貸付金などは816百万ドルに増加し、前年比+236百万ドルです。これは収益源の成長の証ですね。
  2. 流動資産の大きな変動

    • 無形資産(純額)が大幅に減少して29百万ドルになっています(前年比-361百万ドル)。この減少は、子会社の売却によるものです。
    • のれんが427百万ドルに減少し、前年比-1,409百万ドルとなっています。これは、前年に比べて事業の将来収益性に対する評価が下がったことを示していそうです。
  3. 負債の変動

    • 短期借入金及び負債が減少しています。特に、運転リース債務が217万ドルに減少し(前年比-248百万ドル)しました。
    • 長期借入金が916百万ドルとほぼ変わらず(前年比+3百万ドル)、会社は新たな大規模な借入を行っていないことがわかります。
  4. 株主資本の増加

    • 一般株式は9,201万ドルに増加し(前年比+454百万ドル)、追加払込資本も251百万ドルに増加しています(前年比+221百万ドル)。これは、新たな資本調達や株式発行が行われたことを示しています。
  5. 累積損失の減少

    • 累積赤字が-390百万ドルに減少しており(前年比+132百万ドル)、会社の財務状態が改善している兆しを示しています。

株価の今後の展望

財務諸表から読み取れる情報に基づき、Shopify Inc.の株価について以下の展望を持ちます。

  • ポジティブ要素:累積赤字の減少や株主資本の増加は、投資家にとってポジティブなサインです。これらは、会社の健全性と成長への自信の表れであり、長期的な投資の魅力を高める可能性があります。
  • ネガティブ要素:無形資産、特にGoodwill(のれん)の大幅な減少は、一部の事業部門や資産の価値の減少を示唆しています。これは、短期的には投資家の懸念材料となる可能性があります。

その他最新情報

  1. 2024年4月4日-「ShopifyのQ1業績: 期待を超える増益にも関わらず、投資家の反応は様々」 - Seeking Alpha​ (Simply Wall St)
  2. 2024年4月3日-「Shopifyの株価は安定しており、新たなビジネスモデルが功を奏しているかもしれない」 - Simply Wall St​ (Simply Wall St)

www.shopify.com

 

stockanalysis.com

【銘柄分析】SoundHound AI (SOUN)【米国株】

会社概要

SoundHound AI, Inc. は、音声AIと音声認識技術を開発する企業で、2005年に設立されました。同社は自動車、テレビ、IoT、および顧客サービス業界向けに高品質な会話体験を提供する独立した音声人工知能(AI)ソリューションを開発しています。SoundHound AIの製品には、ブランドが会話型音声アシスタントを構築するのを支援するHoundifyプラットフォーム、リアルタイムデータを取り込むSoundHound Chat AI、顧客施設にカスタムAIパワード音声アシスタントを提供するSoundHound Smart Answeringなどが含まれます​ (Yahoo Finance)​​ (Stock Analysis)​。

SoundHound AIは、2022年4月28日にSPAC(特別買収目的会社)合併を経てNASDAQに上場しました。この合併により公開会社となり、SOUNとしてNASDAQに上場しています​ (Wikipedia)​。

現在のチャート

 

財務分析(貸借対照表

  1. Balance Sheet


    現金及び現金同等物の増加
    : SOUNの現金及び現金同等物は、2022年の9,245千ドルから2023年には95,260千ドルと大幅に増加しています。これは、企業が大きな資金調達を行ったことによるものです。

  2. 総資産の増加: 同社の総資産は、2022年の17,703千ドルから2023年には113,542千ドルと大幅に増加しています。特に、契約資産及び未請求収入(現在分)が1,671千ドルから11,780千ドルへと顕著に増加しています。これは新たなビジネス契約の獲得や既存契約の成長を示唆しています。例えばNVIDIAからの業務委託契約なども可能性としてあるかもしれませんね。

  3. 負債の減少: 注目すべき点として、短期借入金が2022年の16,668千ドルから2023年には0になっています。また、長期負債も含めた負債全体が、前年に比べて減少していることが見受けられます。これは企業の財務構造が改善されていることを示しています。

  4. 株主資本の改善: 株主資本が、2022年の-36,565千ドルから2023年には28,168千ドルへと改善しています。この大幅な改善は、追加払込資本の増加(466,857千ドルから606,135千ドル)と、シリーズA優先株の発行(14,187千ドル)によるものです。これは投資家からの資金調達活動が活発であることを示しています。

  5. 累積損失の増加: 累積損失が、2022年の503,442千ドルから2023年には592,379千ドルへと増加しています。これは、企業が依然として損失を出していることを示していますが、株主資本の増加は企業が将来的な成長のための投資を行っていると言えます。

株価の今後の展望:

この会社の財務状況は、明らかに改善傾向にあります。現金及び現金同等物の大幅な増加、負債の減少、株主資本の改善は、企業が健全な財務基盤を築いていることを示しています。しかし、累積損失の増加は、依然として企業が利益を出していないということでもあります。したがって、SoundHound AIがこれらの資金をどのように活用してビジネスを成長させ、利益を生み出すかにかかっています。短期的には、資金調達や財務改善のニュースによってポジティブな動きを見せる可能性がありますが、長期的な視点では、持続可能な収益性の達成が鍵となるでしょう。投資家は、同社の成長戦略と収益性向上の計画に注目し、それに基づいて株価の将来の展望を評価する必要があります。

その他最新情報

最初のプレスリリースでは、2024年3月25日にSoundHound AIの音声アシスタントが日本でStellantis DS Automobilesに統合されたGenerative AIを初めて導入したことを報じています。またその他には、2024年3月18日にSoundHound AIがNVIDIAと連携し、接続が不要で車内でGenerative AIレスポンスを提供するOn-Chip Voice AIを提供開始したことを伝えています​ ( SoundHound AI)​。

www.soundhound.com

stockanalysis.com

【米国ETF】2024/4/10 ポートフォリオの保有残高【NISA】

今週の運用状況も公開していこうと思います。現在Side Fireを目指して活動中です。


週間サマリー: 今週は約$3300ほど買い増しています!買い増し時には自家製のリバランスプログラムを使います。もちろん無料でコードを公開していますので皆さんも使ってくださいね!また毎月の最適な積立日があるのってご存知でした?ぜひこちらの記事 もご覧ください。

取引履歴: 

2024/4/10 取引残高

米国ETF $63,483.77 (¥9,635,757 @151.78)

投資信託 ¥2,162,410

現金 ¥0

2024/4/10 米国ETF

2024/4/10 投資信託

2024/4/10 shisannsuii

 

ai-and-finance.net

【銘柄分析】Visa (V)【米国株】

会社概要

Visa Inc.は、世界中で決済技術の提供を行う米国の企業です。クレジットカードでお世話になっている方も多いのではないでしょうか?1958年に設立され、2008年3月19日にニューヨーク証券取引所NYSE)に上場しました。同社の事業は、VisaNetというトランザクション処理ネットワークを運用し、支払いトランザクションの認証、清算、決済を可能にすることにあります。クレジットカード、デビットカードプリペイドカード製品を提供しており、タップでの支払い、トークン化、クリックでの支払いサービスなども展開しています。Visa Directでは、資金を適格なカード、預金口座、デジタルウォレットに送金するソリューションを提供し、企業間取引に特化したVisa B2B Connectなど、多岐にわたるサービスを提供しています。Visaの本社はカリフォルニア州サンフランシスコにあり、全世界で28,800人の従業員を擁しています​ (Stock Analysis)​​ (Yahoo Finance)​。

現在のVisaの株価は、2024年4月4日の終値で274ドルです。ティッカーが「V」一文字なのが格好いいですね (Stock Analysis)​。

VisaはS&P500指数にも含まれており、世界中の投資家にとってポートフォリオの多様化に貢献する重要な銘柄の一つです。特にオルカン(全世界株式)にも組み込まれており、Visaのようなグローバルな決済技術企業は、あなたのポートフォリオに成長の機会を提供しますよね!

財務分析(貸借対照表

Balance Sheet
  1. 現金および現金同等物の増加:2023年の現金および現金同等物は16,286万ドルで、2022年の15,689万ドルから約3.8%増加しました。この増加は、ビジネスの運転資金としての流動性が向上していることを示しています。

  2. 投資証券の増加:現行資産および非現行資産の投資証券合計は、2023年には5,763万ドル(現行資産3,842万ドル、非現行資産1,921万ドル)で、前年の4,969万ドルから約16.0%増加しました。この増加は、会社がより多くの資金を投資証券に割り当て、将来的な収益源を増やしていることを示唆しています。

  3. 無形資産の増加:無形資産は2023年に26,104万ドルで、2022年の25,065万ドルから約4.1%増加しました。この増加は、VISA INC.が無形資産への投資を通じて、ブランド価値や特許などの知的財産の価値を高めていることを示しています。

  4. 負債の再構成:長期債務はわずかに増加し、2023年には20,463万ドルに達しましたが、流動負債のうち「現在の債務の満期」が2,250万ドルから0万ドルに減少しています。この変化は、会社が短期債務を減らし、長期的な財務戦略を強化していることを示しています。

  5. 株主資本の増加普通株および追加払込資本は、2022年の19,545万ドルから2023年には20,452万ドルへと約4.6%増加し、累積利益は16,116万ドルから18,040万ドルへと約11.9%増加しました。これらの増加は、会社が安定した収益成長を達成し、株主価値を増大させていることを示しています。

今後の展望

VISA INC.の財務諸表から読み取れるポジティブな動向は、同社が強固な財務基盤を保持しており、長期的な成長への投資を続けていることを示しています。流動性の向上、投資証券および無形資産への投資の増加、負債の賢明な管理、株主資本の増加は、市場でのVISAの競争力を強化し、投資家の信頼を高める要因ですね!

その他最新情報

www.morningstar.com

www.kyodo.co.jp

【銘柄分析】Tesla (TSLA)【米国株】

会社概要

Tesla, Inc.は皆様ご存知の通り、アメリカの多国籍自動車およびクリーンエネルギー企業で、テキサス州オースティンに本社を置いています。同社は電気自動車、家庭用からグリッドスケールまでの静止型バッテリーエネルギー貯蔵装置、太陽光パネル、ソーラーシングルなどを設計、製造、販売しています。2003年7月にMartin EberhardとMarc Tarpenningによって設立され、2004年2月にElon Muskが最大株主として参加し、2008年にCEOに就任しました。Teslaは2023年に1,845,985台の車両を生産し、96.8億ドルの収益を上げました​ (Wikipedia)​。現在のCEOはElon R. Muskで、会社はNASDAQに「TSLA」として上場しており、設立以来の従業員数は140,473人に達しています​ (Stock Analysis)​​ (Yahoo Finance)​。S&P500などの構成銘柄なので皆様自然とポートフォリオに組み込まれている方もいいのではないでしょうか?

最新の株価情報によると、2024年4月4日の12:58 PM EDT時点で、Teslaの株価は176.86ドルでした(前日比+8.47、5.03%の増加)​ (Tesla, Inc. (TSLA) Company Profile & Overview - Stock Analysis)​。

財務分析(貸借対照表

  1. Balance Sheet


    現金および現金同等物の増加
    : 現金および現金同等物が16,398百万ドルに増加しており、前年比でわずかに増加しています。これは企業が安定した現金流を維持していることを示しています。

  2.  
  3. 短期投資の大幅な増加: 短期投資が前年の5,932百万ドルから12,696百万ドルに増加しています。これは、企業が利益を再投資していること、または他の収益性の高い活動に資金を割り当てていることを示している可能性があります。

  4.  
  5. 負債の管理: 現在部の負債と非流動負債の増加が見られますが、特に長期負債の増加は企業が新たな資本を調達して成長機会に投資している可能性を示唆しています。負債とリースの合計は2,373百万ドルから増加し、非流動負債は1,597百万ドルから2,857百万ドルへと増加しています。

  6.  
  7. 資産の成長: 特に有形固定資産が23,548百万ドルから29,725百万ドルへと大きく増加しており、Teslaが製造能力やインフラへの投資を拡大していることが示されています。

  8.  
  9. 株主資本の増加: 追加支払資本が32,177百万ドルから34,892百万ドルへと増加し、保有している利益も大幅に増加しています。これは企業の収益性が向上していることを示しており、投資家にとって肯定的な兆候です。

今後の展望

この貸借対照表から読み取れる情報に基づくと、Teslaは財務的に健全で、成長を続けていることがわかります。現金および短期投資の増加、資産の拡大、そして株主資本の増加はすべて、企業が将来の拡大に備えていることを示しています。さらに、負債の増加も、新たな成長機会への投資を示していますが、この負債が収益性の向上とバランスを取れているかどうかは、今後の収益報告や市場の反応によってさらに明らかになるでしょう。

投資の観点からは、Teslaは引き続き電気自動車市場および関連するエネルギーおよび技術セクターでのリーダーとして位置づけられています。しかし、市場競争の激化、原材料コストの変動、そして規制環境の変化などのリスクも考慮する必要があります。総じて、Teslaは成長のポテンシャルを持つが、その進展を注意深く監視する必要がある企業です。

その他最新情報

  1. 1.Teslaの4680バッテリーセル生産に関するブレークスルー:TeslaはGigafactory Texasでの4680バッテリーセル生産において重要なブレークスルーを達成し、20百万個目の4680セルを生産したことを発表しました。この発表により、過去数年間にわたってTeslaが直面していた生産のボトルネックを解消し、電気自動車の新しいプログラムへの重要な貢献を期待させるものでした​ ( Electrek)​。

  2. Teslaの部品故障と顧客への対応に関する問題:Teslaが部品の故障や安全性に関する顧客からの苦情をどのように取り扱ってきたかについて、複数のケースで会社が顧客の責任を問う形で対応し、部分的には顧客に修理費用の負担を求めた事例があると報じられています。特に、サスペンションやステアリングに関する問題が取り上げられており、これらの部品の故障が事故の原因となった事例も報告されています​ ( Reuters)​。